日本の宇宙開発の発展にとって民間の宇宙利用拡大が不可欠と なっていますが、衛星開発には巨額な費用がかかる上に、宇宙利用の人材不足がその拡大を妨げる障壁となってきました。その問題解決のため、コストの削減・ スケジュール短縮を可能にする超小型衛星の開発が進められています。しかし、民間で超小型衛星やそのデータを有効に活用できる人材が不足しているのが現状 です。そこで、超小型衛星やそのデータの利用に関する基礎知識を有し、民間における人工衛星利用の潜在的ニーズを掘り起こすことができる人材の育成を目指し、本プログラムが平成30年度よりスタートしました。下記の要領で第4回2週間上級コースを実施します。
人工衛星やデータを用いた宇宙利用に興味のある、学部生・大学院生、社会人。
宇宙や人工衛星に関する知識、また文系理系の別や専攻を問いません。講義・実習は日本語で行います。
20名。応募者多数の場合は、申請内容に基づき決定します。
講義・グループワークの演習はオンラインで行います。実験装置を用いる実習は名古屋大学東山キャンパスで行います。
無料
申請フォームから申請してください。
その際、人工衛星やそのデータ利用に関する興味、アイデアについて記入していただきます。
2月11日(金) 午後5時まで。
上級コース: 2022年3月7日(月)から3月18日(金)まで
の土日を除く10日間。コース修了時に修了証を授与します。
座学による講義と講義内容に基づく実践的な実習に分けられます。上級コースでは、熱真空・振動試験、人工衛星データ解析など基礎コースよりも専門的なカリキュラム体系となります。
