X-band マルチパラメータレーダー(2式:主・副)
- 種別: 国内共同利用観測機器
- 設置日: 2007年11月
- 稼働実績(主): 350日(8,400時間)2020年度
- 稼働実績(副): 348日(8,378時間)2020年度
- 共同研究(主): 3,880時間(4課題)
- 共同研究(副): 0時間(0課題)
- 主な利用機関: 情報通信研究機構・防災科学技術研究所・山口大学・琉球大学
- その他の情報: 東芝製
【概要及び目的】降水粒子の形状や粒径分布等の計測機能を持ち、より正確な降雨強度を求めることができるレーダ。コンパクトな設計により、移動設置が容易であるため、国内・国外の降水雲観測に利用されている。
【その他特徴的な利用方法】降水粒子判別法の開発・改良を進め、雷放電をもたらした降水システム内部の雲物理特性の三次元分布の解析を行っている。フェーズドアレイ気象レーダとの同期観測により、竜巻をもたらした降水雲内部の気流構造の解析を行っている。