「民間における宇宙利用」2週間基礎コース 受講生募集

令和3年7月8日

人工衛星の民間利用で世界を変える!

「民間における宇宙利用」2週間基礎コース 受講生募集

日本の宇宙開発の発展にとって民間の宇宙利用拡大が不可欠となっていますが、衛星開発には巨額な費用がかかる上に、宇宙利用の人材不足がその拡大を妨げる障壁となってきました。その問題解決のため、コストの削減・スケジュール短縮を可能にする超小型衛星の開発が進められています。しかし、民間で超小型衛星やそのデータを有効に活用できる人材が不足しているのが現状です。そこで、超小型衛星やそのデータの利用に関する基礎知識を有し、民間における人工衛星利用の潜在的ニーズを掘り起こすことができる人材の育成を目指し、本プログラムが平成30年度よりスタートしました。下記の要領で第6回2週間基礎コースを実施します。


  • 【募集対象】

    人工衛星やデータを用いた宇宙利用に興味のある、学部生・大学院生、社会人。
    宇宙や人工衛星に関する知識、また文系理系の別や専攻を問いません。講義・実習は日本語で行います。

    【募集人数】

    20名。応募者多数の場合は、申請内容に基づき決定します。

    【実施形態】

    講義・グループワークの演習はオンラインで行います。実験装置を用いる実習は名古屋大学東山キャンパスで行います。

    【受講料】

    無料

    【申請方法】

    申請フォームから申請してください。
    その際、人工衛星やそのデータ利用に関する興味、アイデアについて記入していただきます。

    申請フォーム

    【募集締切】

    8月12日(木) 午後5時まで。

    【コース期間】

    基礎コース: 2021年8月23日(金)から9月3日(金)まで

    の土日を除く10日間。コース修了時に修了証を授与します。


2週間基礎コース内容

座学による講義と講義内容に基づく実践的な実習に分けられます。本コースで、宇宙開発・人工衛星利用の現状からプロジェクトの進め方まで学修することができます。

講義(全てオンライン)
  • 国際的宇宙開発の現状と未来
  • 衛星データ利用の実例
  • 人工衛星プロジェクトの進め方
  • 超小型衛星開発国際動向および将来の展望
  • 超小型衛星の基礎
演習・実習(黒がオンライン、赤が名古屋大学で実施)
  • 衛星データ利用演習
  • 超小型衛星利用提案演習
  • かかみがはら航空宇宙博物館見学
  • 衛星開発実験室見学(名古屋大学)
  • 小型衛星キット実習/衛星通信実習(どちらも名古屋大学)


【その他】

  • 全科目を履修した受講生には修了証を授与します。
  • 修了式は9/16(木)にオンラインで行う予定です。自由参加とします。
  • 一部の科目のみの履修も結構です。ただし、部分履修の場合には申請書に希望する科目を記入して下さい。科目内の部分履修は受け付けていません。
  • 原則としてパソコンを用います。各自パソコンを用意、ご持参ください。
  • かかみがはら航空宇宙博物館見学は、今回は現地見学は実施せず、オンラインでビデオを視聴した後に意見交換会を行う予定です。
  • 今年度は基礎コース、上級コース1回ずつ実施します。衛星リモートセンシングデータ解析、熱真空試験・振動試験を行う上級コースは来年2-3月に行う予定です。
  • リーディング大学院「宇宙開拓リーダー養成プログラム」の履修生も参加可能です。本コースの講義・実習をリーディング大学院のコースワークと振り替えることができます。
  • 提出された全ての個人情報については、本コースの活動の目的に限って利用し、責任をもって扱います。

【問い合わせ】

  • 名古屋大学 宇宙地球環境研究所 附属飛翔体観測推進センター 宇宙開発利用推進室
  • sero-contact [at] isee.nagoya-u.ac.jp

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